アメリカでは原油も大豆もトウモロコシも非常に高くなっています。そして、ドル円レートも下げています。それでも、これでもかというほど国内の先物市場も高値で取引が終わりました。
値幅制限のため、このように荒れた市況でもサヤ取り派には穏和な日々でした。
さて、まだまだ米ドルは追加利下げの可能性もささやかれ、ついでに今年はアメリカの大統領選挙です。こういうときは景気対策にドル安政策を打ち出して人気をとろうする場合もあります。ドル安には要注意です。
とはいえ、ドル円をあまり売り建てたくはないので、ユーロ/ドルを買い建てました。これで、ドル円ロングをユーロ/円ロングに変更したようなものです。
アメリカの穀物(だけではなく石油も金もだけれど)市場は高騰していますので、それにつられてドル円は下がるかもということがあっても国内の市場も価格を上げています。
ただ、それも期近に近いところでアメリカの穀物価格の影響が多く、期先では為替相場の先行き不安からか上げきれないのかなという状態で価格が他の限月に比べ異様に安くなり、中間の限月が高くなるテングザヤを形成しています。
ここは、1限とばしで08/12買−08/08売でもやって、大きな逆ザヤを取りに行くのも一興かな。でも、動きが激しいだけにまだ大きく反対に持っていかれるかもしれませんので、建て玉は十分小さくして仕掛けてみます。また、市場の今の状況が長引くこともあり得るので、ひょっとすれば利が乗るまでかなり長い間待つ必要があるかもしれません。